レトロなカフェに憧れる一方で、やり方を間違えると古いだけの店になりそうで不安…。そんな声は少なくありません。
レトロは単なる昔風ではなく、居心地の良さや物語性、写真に残したくなる空気感まで含めて設計するものです。
ポイントを押さえれば、落ち着きと新しさが共存する内装に仕上がります。
この記事では、レトロなカフェ内装の特徴、代表的なスタイル、古臭く見せないための具体的なデザインポイント、費用の目安、失敗しない進め方までを一気に解説します。
これから開業する方はもちろん、改装を検討している方もイメージを固める材料として役立ててください。
目次
レトロなカフェの内装とは?特徴と人気の理由

レトロなカフェ内装とは、どこか懐かしさを感じる素材や色、照明の雰囲気をベースにしつつ、今の暮らしに合う快適さも備えた空間のことです。
古い家具を置けば完成という単純な話ではなく、当時らしい要素を拾いながら、現代の飲食店としての使いやすさや清潔感を成立させる点に魅力があります。
レトロにはいくつかの方向性があります。
- 昭和レトロ:純喫茶のムード
- 平成レトロ:ポップさや派手さ
- 古民家レトロ:木や土壁の温もり
といった具合です。
同じレトロでも、時代感と素材感が違うため、まずはどの世界観に寄せるのかを決めるのが最初の一歩になります。
なぜ今レトロカフェが人気なのか
レトロカフェが支持される理由は、気持ちがほどける体験があるからです。
スマホやSNSで情報が流れ続ける日常のなかで、少し時間がゆっくり流れる場所はそれだけで価値になります。
さらに、レトロは流行の中心ではなくても、長く愛される雰囲気を作りやすいのも強みです。
流行が変わっても、コンセプトがぶれにくい店舗になりやすい傾向があります。
人気店を見ていると、懐かしいのに暗すぎない、古いのに汚れて見えない、その絶妙なバランスを作っています。
つまり、懐かしさの演出と写真映えの設計を同時に考えることが鍵です。
写真映えは派手さではなく、光の当て方や色のまとめ方、背景の情報量のコントロールで生まれます。
アンティークな家具や照明を活かしたレトロな空間は、癒やしを提供する猫カフェとも非常に相性が良いです。
猫にとっても落ち着く空間をレトロスタイルで実現する方法については、【猫カフェ内装のアイデア例とポイント】をチェックしてみてください。
レトロなカフェ内装の種類とデザイン例

レトロと一口に言っても、目指す方向が違えば内装の答えも変わります。
ここでは代表的なレトロの種類を整理し、それぞれの雰囲気づくりの要点を紹介します。
昭和レトロ(純喫茶風)
昭和レトロは、落ち着きと重厚感を大切にした純喫茶の空気感が核になります。
入った瞬間に静けさや安心感がある店にしたい場合に相性が良く、コーヒーやスイーツをゆっくり楽しむ業態に向きます。
木目は床や腰壁で使うと雰囲気が出ます。
椅子は合皮や革風の張地が定番で、照明は電球色で影を柔らかくすると一気に純喫茶らしくなります。
壁に色を入れるなら、彩度の低い深緑やボルドーのような色が合わせやすいです。
重厚感は、素材を増やすよりも面の取り方で作れます。
例えば腰壁を入れる、カウンターに厚みを持たせる、照明で陰影をつける。
こうした設計の積み重ねで、無理なく落ち着いた空間になります。
平成レトロ
平成レトロは、少しチープでポップな質感が魅力です。
学生や若年層が友人同士で訪れ、写真を撮って楽しむタイプの店づくりと相性が良い傾向があります。
明るい色や遊びのあるサインが映えるため、世界観がはっきり出しやすいスタイルです。
色は増やしすぎると幼く見えるので、主役の色を一つ決め、残りは白やグレーで受けるとまとまります。
タイルはカウンター腰や入口の一部など、面積を絞って使うとコストも抑えやすいです。
ネオンサインは強力ですが、光が強すぎると居心地が落ちるため、配置と明るさの調整が重要になります。
写真映えを狙うなら、撮影ポイントを最初から用意します。
壁面に一か所だけ特徴的な背景を作る、入口から見える位置に象徴的なアイテムを置くなど、動線の中に記憶に残る視点を組み込むと強い店になります。
古民家レトロ
古民家レトロは、建物が持つ時間の積み重ねを魅力に変えるスタイルです。
梁や柱、建具など本物の古さがあるため、内装の説得力が出やすい一方、改修の難易度は上がります。
地域の空気や旅先の特別感を演出しやすく、観光地や住宅地どちらでも強みになります。
梁見せは古民家の象徴ですが、天井を抜く工事は費用がかかるため、できる範囲で見せる発想が現実的です。
床は無垢材や古材風のフローリングが相性良く、照明は和紙風シェードや真鍮など、素材の温かさでまとめると落ち着きます。
和洋ミックスにする場合は、椅子やテーブルは洋、壁や建具は和など、役割を分けるとちぐはぐになりにくいです。
地域密着なら、近所の人が通いやすい明るさや座り心地を重視します。
観光型なら、写真に残る象徴性を強めると強いです。
北欧×レトロ(ミックススタイル)
北欧×レトロは、レトロの温もりを残しつつ、明るく清潔感のある印象に寄せやすいスタイルです。
古臭く見せたくない、女性客が入りやすい店にしたい、昼の自然光を活かしたい場合に向きます。
ベースは白や淡いグレーなど明るい色にして、木の色味で温かさを足すと失敗が少ないです。
照明も電球色に寄せつつ、暗くしすぎないように複数灯で均一に整えると、作業もしやすくなります。
例えば、レトロな椅子を数脚だけ差し色にして、テーブルや床はシンプルにする。
壁は塗装で整えて、装飾で時代感を足す。
こうした足し算と引き算で、懐かしさは残しつつ今っぽい整い方になります。
レトロな内装を作るためのデザインポイント7選

レトロ内装は、世界観を作る要素が多いぶん、決め方に順番があります。
照明や素材のように空間の土台になる部分から固めると、後から家具を選んでもぶれにくくなります。
ここでは、古臭くならずにレトロらしさを出すための具体的なポイントを7つに絞って解説します。
照明(色温度・配置)
レトロ感は照明で決まると言っても過言ではありません。
色温度は電球色寄りが基本ですが、暗さは店の評価を下げやすいので、色を暖かくして明るさは確保する考え方が安全です。
具体的には、天井の一灯で雰囲気を作ろうとせず、ペンダント、ブラケット、間接照明などを分けて配置し、影を柔らかく作ります。
さらに、客席の明るさと厨房やカウンターの作業明るさは分けて考えます。
客席は落ち着き、作業は安全性。
両方を満たすために、調光ができる照明計画にしておくと、営業時間や季節に合わせて整えやすくなります。
壁材(レンガ・タイル・塗装)
壁は面積が大きいので、素材選びがそのまま雰囲気の強さになります。
レンガやタイルはレトロらしさを出しやすい一方、全面に入れると重くなり、コストも上がりがちです。
おすすめは、入口付近やカウンター背面など、視線が集まる一面だけに使う方法です。
塗装は、色の選び方でレトロにも現代にも寄せられます。
彩度の低い色は落ち着きが出ますが、店全体が暗くなる場合があります。
迷ったら、壁は明るめにして、レトロ感は照明と家具で作ると古臭さを避けやすいです。
床材(無垢材・ヘリンボーン)
床は、客が無意識に受け取る質感のベースです。
無垢材は温かいですが、水や油に弱い面もあるため、飲食店では仕上げやメンテナンスの設計が重要になります。
無垢の風合いを取り入れたいなら、耐久性を確保した上で部分使いするか、無垢調の床材で雰囲気を寄せる選択肢もあります。
ヘリンボーンはレトロと相性が良く、空間が一気に格上げされます。
ただし施工手間が増える分、費用が上がりやすいので、入口の一部や客席の中心だけなど、面積を絞って使うと効果とコストのバランスが取りやすいです。
家具(椅子・テーブルの選び方)
家具はレトロの主役になりやすい反面、選び方を間違えると雑多に見えます。
基本は、統一感の軸を一つ決めることです。
例えば椅子はレトロ、テーブルはシンプル、またはその逆。
全てを主張させないことで、古いものを置いても古臭くはなりません。
座り心地も重要で、見た目だけで選ぶと滞在時間が短くなり、結果として売上にも影響します。
昭和レトロならクッション性、平成レトロなら軽さと扱いやすさ、古民家なら木の手触りと安定感など、コンセプトと体験を一致させると店の印象が強く残ります。
カウンターデザイン
カウンターは店の顔です。
レトロにしたいなら、素材感で語れるデザインにすると強いです。
木の天板、真鍮の金物、タイル貼りの腰など、触れられる場所に質感を置くと、写真でも印象が出ます。
内装設計では、先に動線と作業スペースを確保し、その枠の中で意匠を作る順番が正解です。
店の運営が安定すれば、レトロの魅力も長く保てます。
こだわりのレトロ空間にぴったり合うカウンターをオーダーメイドで作る場合、どれくらいの予算を見ておくべきでしょうか。
こちらの記事では、カウンターの材質や形状ごとの費用目安を詳しく解説しています。
造作を検討中の方はぜひ参考にしてください。
装飾・小物の使い方
装飾は、足しすぎると生活感が出て一気に雑に見えます。
レトロは情報量が増えやすいので、飾る場所を決めて、その他は引く。これだけで完成度が上がります。
例えば、壁の一面だけにポスターや時計をまとめる、棚に並べる小物の色味を揃えるなど、まとまりのルールを作ります。
また、古道具は本物であるほど味が出ますが、汚れに見えない管理が必須です。
清潔感を保つ仕組みがあるかどうかが、レトロをおしゃれに見せる分かれ目になります。
音楽・香りなど空間演出
内装が整っても、居心地が整わない店がありますが、その原因は音と匂いです。
レトロカフェでは、静かさや落ち着きを求める客も多いので、音量は控えめにし、反響が強い場合は吸音の工夫が必要です。
音楽のジャンルも、店の時代感と揃えると違和感が減ります。
香りは強すぎると苦手な人が出ますので、コーヒーの香りが主役になる店なら、余計な芳香は足さないほうが支持されやすいです。
どうしても入れるなら、入口付近だけに柔らかく、が無難です。
レトロなカフェの内装で失敗しないための注意点

レトロ内装は自由度が高い分、落とし穴もはっきりしています。
ここで挙げる失敗パターンは、開業後に修正しにくいものばかりです。
設計段階で先回りしておくと、余計な追加工事やイメージ崩れを防げます。
統一感がなくチグハグになる
レトロの怖さは、好きなものを集めるほど世界観が散ることです。
時代感が混ざると、狙ったレトロではなく、ただの寄せ集めに見えます。
対策は簡単で、軸を一つ決めます。
昭和、平成、古民家など、どれを主役にするかを決めた上で、他はアクセントとして少量に留めます。
暗すぎて居心地が悪くなる
電球色にしただけで暗くしてしまうと、落ち着きではなく不便さが勝ちます。
メニューが読みにくい、料理が美味しそうに見えない、写真が暗い。こうなると評価が下がりやすいです。
色は暖かく、明るさは確保。照明を分散配置し、必要なら手元灯を入れる。この基本を外さないことが大切です。
古びて見えるだけの空間になる
レトロと古びているは違います。
古びて見える原因は、汚れに見える色と、傷んだ素材の放置です。
例えば、壁のくすみ、床の黒ずみ、布の毛羽立ちなどが目立つと、意図した味ではなく劣化に見えます。
味に見せるなら、清潔な状態を維持できる素材と仕上げを選び、古さはデザインで作る必要があります。
清掃・メンテナンス性を考えていない
素材が凝っているほど掃除が難しくなる場合があります。
目地が深いタイル、凹凸のある壁、布張りの椅子などは、手間が増える典型です。
見た目の魅力と、毎日の清掃の現実をセットで考えると、開業後のストレスが減ります。
スタッフが変わっても維持できるかまで想像しておくと安心です。
動線設計を後回しにする
内装の世界観を先に決めすぎて、席数や通路幅がギリギリになると、運営で詰みやすいです。
厨房から客席への配膳、片付け、トイレへの誘導、レジ待ち。
これらがぶつかると、雰囲気以前に居心地が悪くなります。
動線はデザインの土台です。最初に確保してから、レトロ要素を乗せる順番にしてください。
カフェ内装の費用相場|レトロにするといくらかかる?

内装費は物件の状態や設備の有無で大きく変わります。
そのうえで、レトロにする場合は素材や造作のこだわりが出やすく、費用が読みにくいと感じる方も多いはずです。
ここでは一般的な考え方として、スケルトンと居抜きに分けた見方と、費用が上がりやすいポイント、抑える工夫を整理します。
坪単価の目安(スケルトン物件)
スケルトンは内装を一から作るぶん自由度は高いですが、設備も含めて費用がかかります。
目安としては、厨房設備や給排気、給排水の工事が絡むため、内装だけでなく設備費も含めて計画する必要があります。
スケルトン物件は、内装も設備も土台から組み上げる分、費用レンジが広くなります。
カフェの場合、内装工事費の坪単価はおおむね30万〜50万円程度が目安とする一方で、スケルトンで設備工事まで含めた前提だと、50万〜100万円台に入るケースも珍しくありません。
レトロの場合、造作カウンターや照明計画、素材の使い分けで予算が増減します。
坪単価で一律に決め打ちせず、何にこだわるかを先に決めて見積もりを取るほうが現実的です。
居抜き物件の場合の費用
居抜きは、既存設備を活かせるため初期費用を抑えやすいのがメリットです。
費用としては、坪単価で20万〜60万円程度のレンジが目安となります。
ただしレトロに寄せる場合、残せるものと残すとチープに見えるものの見極めが必要です。
例えば床や天井は使えても、壁面の仕上げが合わないケースがあります。
居抜きは安いと思われがちですが、撤去費や補修費がかさむと結果的に高くつくこともあります。
レトロ内装で費用が上がるポイント
費用が上がりやすいのは、造作と素材です。
例えば、
- タイルを広範囲に貼る
- ヘリンボーンを全面に施工する
- 古材を多用する
- 特注のカウンターを作る
これらは見た目のインパクトが出る分、工数が増えてコストに直結します。
また、照明を多灯にすると器具代だけでなく配線工事も増えるため、想定より上がることがあります。
費用を抑えるための工夫
抑えるコツは、主役を絞ることです。
- 壁の一面だけをタイルにする
- 床の一部だけを意匠貼りにする
- 照明は器具の数を増やす代わりに単価を抑えたものを組み合わせる
こうした設計で、印象は強く、予算は守りやすくなります。
また、古家具を取り入れる場合も、全席を揃えようとするとコストと手間が膨らみます。
象徴的な席を数か所だけ作り、他は新品のシンプルな家具で整えると、レトロ感を保ちながら運営もしやすくなります。
レトロカフェ内装の施工例と成功の共通点

施工例を見て気づくのは、規模が違っても成功する店には共通点があることです。
大切なのは豪華さではなく、コンセプトと設計の整合性です。
ここでは規模別に考え方を整理しつつ、成功の共通点をまとめます。
小規模店舗の例
小規模店舗は、入口からカウンター、客席までの距離が短い分、世界観が伝わりやすいのが強みです。
逆に情報量を詰め込みすぎると圧迫感が出ます。
小さい店ほど、壁や床で強く作りすぎず、照明と家具で雰囲気を作ると居心地がよくなります。
写真ポイントも一か所に絞るほうが効果的です。
20坪前後の例
20坪前後は席数と動線のバランスが取りやすく、レトロ内装の完成度を出しやすいサイズ感です。
カウンター席とテーブル席を混ぜ、照明のゾーンを分けることで、同じ店内でも気分を変えられる空間になります。
レトロを強く出す場所と、抜く場所を作れるのがメリットです。
成功店の共通点は、これら3つのポイントです。
- 世界観が一貫していること
- 写真映えのポイントがあること
- 運営が回ること
座り心地が良い、明るさが適切、スタッフが動きやすい。こうした当たり前を守ったうえでレトロを足しているから、長く続きます。
レトロの魅力は、続いて初めてブランドになるのです。
レトロなカフェ内装を成功させるための進め方

レトロ内装の成功は、デザインのセンスだけで決まらず、進め方でほぼ決まります。
とくに初めて開業する場合、見た目に意識が寄りすぎて、業者との打ち合わせが噛み合わないケースが多いです。
ここでは失敗しにくい進め方を整理します。
コンセプト設計の重要性
最初に決めるべきは、どんな客に、どんな気持ちで過ごしてほしいかです。
- 昭和レトロで静かに過ごすのか
- 平成レトロで友人同士が写真を撮るのか
- 古民家で旅の体験を作るのか
ここが曖昧だと、内装もメニューもぶれます。
コンセプトが固まると、必要な席の種類、照明の明るさ、素材の選び方まで一本の線でつながります。
内装業者の選び方
業者選びでは、レトロが好きかどうかより、意図を形にできるかが重要です。
過去の施工実績が自分の方向性に近いか、見積もりが分かりやすいか、素材の提案が具体的かを確認します。
打ち合わせでは、言葉だけでなく、色味や素材のイメージを整理して伝えるとズレが減ります。
レトロは解釈が広いので、共有の手がかりが必要です。
工事前に確認すべきポイント
工事前に確認したいのは、動線、照明の明るさ、清掃性、そしてメンテナンス計画です。
例えば、どこにコンセントが必要か、レジ待ちの列はどこにできるか、ゴミの仮置きはどこか。
こうした現場の現実が抜けると、開業後に追加工事が発生します。
見た目の完成度は後からでも上げられますが、動線や設備は後から直しにくいので、先に潰しておくのが正解です。
レトロなカフェの内装に関するよくある質問(FAQ)

最後に、レトロなカフェ内装を検討する際によく出る疑問をまとめます。
細かい不安をここで解消しておくと、業者との打ち合わせもスムーズになります。
レトロ内装は暗くなりませんか?
暗くなるかどうかは、色温度ではなく照度設計で決まります。
電球色でも明るさは確保できます。ポイントは一灯で雰囲気を作らないことです。
複数の照明を分散して配置し、影を柔らかくしながら手元の明るさを確保すれば、レトロの空気感と快適さを両立できます。
小さい店舗でも可能ですか?
可能です。むしろ小さい店舗は世界観が伝わりやすいので、レトロと相性が良い面もあります。
注意点は、素材や装飾を盛りすぎないことです。
主役になる面を一つ決め、他は引き算で整えると、狭さが魅力に変わります。
古家具はどこで購入できますか?
古家具は、リユースショップ、アンティークショップ、業者向けの古道具ルートなど選択肢があります。
ただし購入先よりも、メンテナンスの見立てが大切です。
座面の張替えが必要か、がたつきはないか、清掃で落ちない汚れはないか。
店で使うなら、見た目と同じくらい衛生面と耐久性を確認して選ぶことが重要です。
レトロとアンティークの違いは?
アンティークは年代や希少性など本物としての価値が前提になりやすい一方、レトロは懐かしさを感じる雰囲気の演出まで含む言葉として使われることが多いです。
つまりレトロは、必ずしも本物の古い物だけで作る必要はありません。新品でもレトロに見える要素を選べば成立します。
どのくらいの期間で完成しますか?
物件の状態と工事範囲で大きく変わります。
スケルトンは設備工事が絡むため時間がかかりやすく、居抜きは短縮できる可能性があります。
ただしレトロ内装は造作や素材の段取りが増えやすいので、余裕を見て計画するほうが安全です。
開業日から逆算するより、設計と見積もりを固めてから工程を組むほうが、追加費用や手戻りを減らせます。
まとめ
レトロなカフェ内装は、懐かしさを武器にしながら、今の心地よさをしっかり入れることで長く愛される店になります。
昭和レトロ、平成レトロ、古民家、北欧×レトロなど、まずは目指す方向を決め、照明と素材で空気感の土台を作る。
そのうえで家具や装飾を足す順番にすると、古臭くならずに世界観が整います。
失敗を避けるためには、暗さ、統一感、清掃性、動線を先に潰すことが重要です。
レトロは雰囲気作りの自由度が高い分、運営の現実とズレると一気に崩れます。
コンセプトと動線を起点に、無理なく維持できるレトロを設計し、居心地と写真映えの両方を狙っていきましょう。